政治・経済

松本市長選 新人・赤羽俊太郎氏が出馬表明

出馬を表明する赤羽氏

 来年3月10日告示、17日投開票の松本市長選挙に、元衆議院議員秘書の赤羽俊太郎氏(40)=松本市笹賀=が25日、無所属で立候補する意思を表明した。市内で記者会見し、若さと、秘書として16年間地域を歩いてきた経験を生かして「全世代が分断されない」「都市の魅力を高める」「誰もがチャレンジできる」市政を目指すと決意を述べた。

 松本の弱点に交通事情を挙げ、公共交通の充実と、国・県とのネットワークを生かした広域交通網の充実を図るとした。誰もが挑戦できる松本へ、起業支援に力を入れるとした。自らの出馬で若い世代の投票率を高め、政治参加を促したいと述べた。
 赤羽氏は同市笹賀出身。菅野小学校、菅野中学校、松本深志高校、早稲田大学政治経済学部を卒業した。平成20(2008)年から自民党の務台俊介衆議院議員の選挙に携わり、24年12月から公設秘書を務めた。25日に退職届を出した。
 市長選を巡っては、現職で1期目の臥雲義尚氏(60)=中央3=と、いずれも新人の会社社長・上條邦樹氏(54)=中央1、信越放送元専務・菱山晋一氏(68)=沢村2=が無所属での出馬を表明している。