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「小さな親切」車椅子寄贈 安曇野のデイホーム楓に

車椅子の寄贈を受けたデイホーム楓の藤田さん(右)と新保支部長

 「小さな親切」運動松本支部(支部長・新保力市民タイムス会長)は12日、松本市島立の市民タイムス本社で車椅子の贈呈式を開いた。安曇野市三郷温のNPO法人アルウィズが運営するデイホーム楓に1台を寄贈した。

 式にはデイホーム楓の管理者・藤田真帆さんが出席した。新保支部長は「小さな親切」運動の歴史を紹介し「施設を利用する方も増えていると思う。会員の気持ちとして皆さんのお役に立てればうれしい」と車椅子を贈った。
 デイホーム楓は平成19(2007)年に開所し、認知症対応のデイサービスや日中の一時支援などを行い、70~90代の20人が利用している。藤田さんは「皆さんの散歩や買い物、送迎などに使わせていただき、より一層利用者に寄り添ったケアができるように努めたい」と感謝した。
 車椅子の寄贈は社会貢献活動の一環として毎年行っている。