教育・子育て

塩尻の桑の湯で「おふろ教室」 児童が銭湯の入り方練習

紙芝居で入浴マナーを学んだ教室

 塩尻市大門一番町の銭湯・桑の湯は9日、小学生を対象とした「おふろ教室」を初めて開き、5人が参加した。県がこのほど、子連れで公衆浴場を利用する際、混浴ができる年齢を「6歳まで」に引き下げる条例改正案をまとめたことを受け、1人でも入れるように練習の機会として企画した。

 スタッフは入浴マナーを紹介する紙芝居を上演し、湯船にタオルを入れないことや湯を出し過ぎないことなどを伝えた。子供たちは実際に番台で入浴料を払い、ロッカーに服を入れて入浴。開放的な銭湯の心地よさを体感した。
 普段は見ることのできないかま場も見学した。桑の湯の店主は「まきで湯を沸かしていて、沸くまで4時間かかる」と説明した。塩尻西小学校の2年生児童は「(かまの周りが)暑かった」と驚いていた。桑の湯は17日午後3時~9時半には恒例のゆず湯を行う。

連載・特集

もっと見る