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松本国際高が山雅と練習試合 全国高校サッカー選手権に向け腕試し

格上に胸を借りて強化を図った練習試合

 年末年始に首都圏で開く第102回全国高校サッカー選手権大会に県代表で出場する松本国際高校(松本市)は7日、松本山雅FCと練習試合をした。本大会を見越して格上の胸を借り、個々のレベル向上への糧とした。

 同校総合グラウンド(村井町南2)で実施した。松本山雅は若手を主体にアカデミー生や練習生で補った陣容で、40分ハーフの前後半で各5ゴール。松本国際は無得点だった。
 挑戦者の心構えを新たにする意図を込めた一戦で、ハードワークや切り替えの速さなどの重要性を再認識。松本国際の勝沢勝監督は「(県大会で)良かった部分の質を上げていく」と先を見据えた。前線の柱となる元木夏樹(3年)は「パススピード、ゲームスピードが違ったが、あのぐらいが全国のレベル。標準にしないといけない」と引き締めた。