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生徒向け中南信152社紹介 岡谷・つなぐと市民タイムスが冊子発行

冊子を手渡す薩摩林代表と蟻ケ高写真部2年生

 キャリア教育事業に取り組む信州・市民新聞グループつなぐ(岡谷市)と市民タイムスなどは、進路選択を控えた高校生らに地元企業を紹介する冊子「TSUNAGU(つなぐ)2024」を発行した。中南信地方152社を掲載し、企業の特徴や地元で働く魅力を伝えている。4日、松本蟻ケ崎高校で配布式を開いた。

 A4判フルカラー312ページで、1社ごとに見開きで▽うちはこんな会社▽先輩インタビュー&ある一日▽経営者メッセージ│などを、写真を使って紹介している。若手社員の声や出身高校名も載せて身近に感じられるように工夫した。
 1万3000部を発行し、中南信の高校54校や専門学校、大学などに配布する。表紙の写真を蟻ケ崎高写真部が撮影した関係で配布式を開き、つなぐの薩摩林建代表は「先輩が楽しく頑張って働いているすばらしい企業があることを知り、就職や進路を考える参考にしてほしい」と願っていた。

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