政治・経済

朝日村議会だよりが節目の50号 村内の話題を多彩に発信

議会だより50号の特集号(中央)と過去の号を手にする編集委員の議員たち

 朝日村議会が発行する「議会だより」が今秋、創刊50号を迎えた。平成23(2011)年から議会のさまざまな活動や、村議会定例会の内容、村内の話題などを多彩に発信してきた。50号は記念特集号として通常よりページ数を増やして内容を充実させた。編集委員を務める議員らは「議会や議員の活動を知ってもらう大事なツール。今後も目に留まりやすい、親しみやすい議会だよりを目指していきたい」と話す。

 「村民に開かれた議会」「分かりやすい議会」を目指して議会改革の一環で創刊し、年4回発行。これまでに3度、紙面をリニューアルした。創刊間もないころから続き、住民の生の声を伝える「村民の声」といった定番コーナーもある。
 50号は通常の12ページより4ページ多い全16ページで、さまざまな特集を盛り込んだ。冒頭では、現役の議員や元議員が、議会活動や議会改革に込めた思いや歩みを紹介する。
 今後の紙面作りのヒントにするため、村民へのインタビューで議会だよりの認知度を調べた結果も掲載している。村内2カ所で73人を調査したところ、議会だよりを読んでいると答えた人は66%、読んでいないと答えた人は34%だった。
 村議会は今夏、SNS(交流サイト)のインスタグラムとフェイスブックのアカウントも開設し、デジタルでの情報発信にも力を入れる。編集委員長の小林弘之副議長は「マンネリ化しないよう変化をつけながら発信し、将来につなげていきたい」と話している。