三留野宿の夜 灯籠彩る 町づくり組合 通りに7基

南木曽町の事業者らでつくる「中山道三留野宿町づくり組合」が三留野宿(読書)の魅力づくりのために今秋設置した灯籠に、明かりがともるようになった。宿場の夜を彩っている。
灯籠は木曽産のヒノキ材を主に使った。宿場の通り沿い約500㍍に渡って七つを置く。ソーラーパネルで発電し、暗くなると自動で発光ダイオード(LED)の明かりがついて日中に太陽光で発電した分だけ点灯する。ろうそくをイメージした温かい色味が宿場を照らしている。
組合事務局の田中晃さん(70)は「三留野の夜の風情をつくって魅力向上を図るとともに、地域を『明るくする』ことにつながれば」と話している。