政治・経済

松本商議所が沖縄チャーター便初運航 

FDAのチャーター機に乗り込む参加者たち(県営松本空港)

 松本商工会議所は27日、県営松本空港と沖縄県の那覇空港を結ぶチャーター便を運航した。県が取り組む沖縄との交流促進を後押しするため初めて企画し、松本商議所の会員ら約80人が沖縄に出発した。参加者は2泊3日の日程で観光などを楽しみ、29日に松本に戻る。

 県営松本空港の定期便を運航するフジドリームエアラインズ(FDA)の旅客機をチャーターした。チャーター便は高知龍馬空港で給油し、松本―那覇間を約4時間で結んだ。赤羽眞太郎会頭ら役員は到着後、那覇商工会議所を訪問して意見交換した。那覇商議所は来年2月に、チャーター便を運航して松本を訪問する予定だという。参加者は28日は市内観光やゴルフを楽しむ。
 松本商議所は信州まつもと空港特別委員会(大月弘士委員長)を設けて空港の活性化策を検討している。松本観光コンベンション協会長を務める齊藤茂行副会頭は「定期便の実現に向けてさらに活性化に取り組む」と話している。