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「かじか橋」改修工事完了 安曇野市・かじかの里公園 3年ぶり通行再開

改修工事が終わり、3年ぶりに渡れるようになったかじか橋

 安曇野市穂高北穂高のかじかの里公園にある「かじか橋」の改修工事が、このほど完了した。老朽化で令和2年度から利用停止とされていたため、来園者が渡れるようになったのは3年ぶり。市観光課は「公園のシンボル的な橋。安全になったのでぜひ使ってほしい」と呼び掛けている。

 かじか橋は全長43メートル、幅2.5メートルで、平成5(1993)年度に造られた。工事では、手すりや踏み板など老朽化していた木製部分を全て張り替え、土台のさびた鉄骨部分を塗装。今年7月から工事を始め、11月9日に利用を再開した。総事業費は約4870万円。
 かじかの里公園は昭和61(1986)年に造られ、園内のトイレや管理棟、遊具なども老朽化が進む。市は本年度の当初予算に同公園の改修事業費として1億3029万円を盛り込み、年度内にトイレを洋式化する工事も行う予定だ。管理棟などの改修や駐車場の拡幅についても、今後検討していく。

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