スポーツ

プロテニスプレーヤーの加藤未唯選手 塩尻でテニス教室

ボールの打ち方を指導する加藤選手(手前)

 社会奉仕団体・塩尻桔梗ライオンズクラブ(LC)は26日、塩尻市広丘高出の市中央スポーツ公園で、プロテニスプレーヤー・加藤未唯選手(29)のテニス教室を開いた。市内2高校の硬式テニス部や、市スポーツ少年団硬式テニス教室の20人が参加。加藤選手からボールの打ち方のこつを教わり、ラリーを楽しんだ。

 加藤選手はフォアハンドやバックハンド、サーブの打ち方を実演。フォアハンドのこつは「利き手と反対の手は、ボールをつかむような感じで出していくことが大事」と説明した。
 参加した生徒・児童は交代で加藤選手とラリーをした。塩尻志学館高校2年の男子生徒は「プロの球は重さが違う。返すのが精いっぱい。プロとラリーができたのは貴重な機会」と話した。
 加藤選手は「今後もテニスを続けてくれたらうれしい。何か一つのことに取り組むことが大切。これからも頑張って」と呼び掛けた。
 加藤選手は今年6月、テニスの四大大会の一つ、全仏オープンの混合ダブルスで優勝した。同LCの山田義仁会長(58)が加藤選手の父母と知り合いで、加藤選手を招いた。市内のホテル中村屋では、加藤選手の講演会もあった。