教育・子育て

子供たち6種目に挑む 安曇野の9児童館 合同運動会

競技を全力で楽しむ子供たち

 安曇野市社会福祉協議会は25日、市穂高総合体育館で、運営する市内9児童館の合同企画「アズミンピック2023 みんなで運動会」を開いた。児童クラブや自由来館で児童館を利用する小学校1~6年生の約190人が、職員手作りの種目を紅白対抗で元気いっぱいに楽しんだ。

 2人一組で空き缶を積み上げたり風船を新聞紙に乗せて運んだりする障害物競走、カードをめくり終えるまでのタイムを競う「カードめくり」など6種目が用意された。子供たちは、自分の番が回ってくるとチームの勝利を目指して全力で取り組み、仲間の様子を見守る児童たちの応援にも熱がこもった。
 南穂高児童館を利用する豊科北小4年生の松本旺大君は「いろいろと新しいゲーム(種目)があって楽しかった。またやりたい」と笑顔で話し、児童館の枠を越えた協力や交流も楽しんでいた。
 9児童館の子供たちが一堂に集まるのは4年ぶり。市社協の小松正直会長は「子供たちが元気だと世の中が明るくなる。これだけ頑張ってもらえるとうれしくなる」と、全力で取り組む児童の様子に目を細めていた。