立派な野沢菜 山形で収穫体験

山形村観光協会が主催する野沢菜収穫体験が24日、村内の畑で始まった。冬場の漬物シーズンに合わせた企画で、初日は松本・木曽地域の6組12人が青空の下で収穫を進めた。25~27日と12月1~3日にも予定し、各日15組を受け入れる。
標高約700メートルで育った野沢菜で村内の生産者が土づくりと種まきを担当。天候が心配されたが、生育良好で大きく育ったという。
参加者は手際よく株を切り取り、必要な分を束にして持ち帰った。初めて参加した松本市島内の羽田茂さん(72)は「楽しくできた。やわらかそうなお菜でうれしい」と喜んだ。3束分収穫した安曇野市豊科の三井健一さん(83)は「立派なお菜で食べるのが楽しみ。また来年も来たい」と話した。
1束500円。配布するひも1本(長さ1メートル)につき束ね放題で収穫できる(1束平均7~8キロ)。事前申し込みが必要。申し込み・問い合わせは村観光協会(電話0263・31・6220)へ。