スポーツ

MTB初心者でも楽しく 安曇野市堀金のコースでフェスティバル

コネクトパークでタイムアタックする来場者

 安曇野市堀金烏川の市マウンテンバイク(MTB)コースの指定管理者・MSJは26日まで、同コースで、利用者への感謝の気持ちを込めたフェスティバルを行っている。今季の営業最終日となる26日まで、初心者用のコネクトパークを1周する時間を競うタイムアタックや、インストラクターによるガイドツアー、電動アシスト付きのE―MTB体験レッスンなどの各種企画を楽しめる。

 初日の23日は多くの子供たちが訪れた。コネクトパークでは、上りと下りを合わせた1周約200メートルを駆け抜けた。MTBをレンタルして初挑戦する子供もいて、上り坂で止まりそうになりながらもペダルを一生懸命こいでいた。
 初めてMTBに乗った穂高南小学校の児童は「ペダルがこぎやすくてスイスイ行ける」と話し、2回目の参加という児童は「普通の自転車よりでこぼこした道を走りやすい」と笑顔を見せた。
 MTBコースはオープンして2年目で、今季は4月21日に営業を始めた。今月23日までの来場者は約1700人で、市直営だった昨年度の1623人を上回っている。今季から指定管理を担っているMSJは、今秋にタイムを計れる機器を導入し、10月にはE―MTBのレンタルを始めるなど、誘客を図ってきた。
 MSJの代表で、元MTB五輪代表の小林可奈子さんは「自転車で訪れ、レンタルで走る人もいるので、もっと安曇野に広がっていけば」とし、より多くの子供たちにMTBコースを楽しんでもらえるよう願っていた。
 25日と26日は午前9時から午後3時半まで。