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「イクラン」秋晴れの生坂で山雅の元選手らと駆ける

秋晴れの生坂村内を駆け抜ける参加者たち

 晩秋の生坂村をJ3松本山雅の元選手らと一緒に駆ける「イクラン!!2023松本山雅FC」が23日、村総合グラウンドを発着点に開かれた。5キロ・10キロコースに8歳~80代の84人が参加。爽やかな秋晴れの下、風景を楽しみながら気持ちよい汗を流した。

 山雅のホームタウンが縁の恒例の大会で、松本山雅から神田文之社長や元選手でクラブプロモーション担当・片山真人さんらスタッフ6人が参加。参加者は藤澤泰彦村長の合図で一斉に駆け出し、犀川左岸のコースをそれぞれのペースで走った。
 5キロの部を21分49秒で明科中学校1年・山田岳斗さん(13)が、10キロの部を36分39秒で長野市の会社員・西澤賢信さんがそれぞれ優勝した。山田さんは安曇野市のサッカーチーム・FCファディカーレの仲間たちと一緒に走って最終盤ではコーチとの競り合いを制し「22分以内が目標だったので達成できてよかった」と笑顔を見せた。
 毎年参加する安曇野市穂高の会社員・畠山一宏さん(46)は「ここ数年、新型コロナウイルス禍でも踏ん張って開催し続けてきてくれた愛好家にとってうれしい大会。感謝して走った」と話していた。