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市民活動の成果アピール 新松本市立博物館でフェスタ

博物館1階交流スペースに設けられたブースでワークショップを体験する家族連れ

 松本地域を拠点に活動する市民団体が成果を発表する「松本市市民活動フェスタ2023」(松本市市民活動サポートセンター主催)が18日、松本市大手3の市立博物館などで始まった。36団体がブース出展やパネル展示、体験会などを企画し、松本城大手門枡形跡広場に初日限定で設けられた飲食ブースを含め来場者でにぎわっている。19日まで。

 従来は市大手事務所内の市民活動サポートセンターと大手公民館で開いていたが、10月に開館した博物館を主会場とした。1階の交流スペースにブースやパネルが並び、講堂ではダンスパフォーマンスや市民活動クイズといったイベントが行われた。
 一般社団法人・日本色育推進会長野色育会のブースは、親子連れを対象に「松本の色」を想像し、色鉛筆やマスキングテープを使って思い思いの作品を仕上げるワークショップを開催した。母親と参加した鎌田小学校2年生の児童は「通った幼稚園や松本城、美ケ原の王ケ頭を思い浮かべて描いた。上手に描けたので家に飾りたい」と話していた。
 19日は午前10時から午後3時まで。講堂では新体操パフォーマンスや障害者(パラ)スポーツの紹介などのイベントがある。