政治・経済

安曇野北ICにバス停 県事務所・安曇野市 松糸道路新設区間で説明会

 松本地域と新潟県糸魚川市を結ぶ地域高規格道路・松本糸魚川連絡道路の安曇野市内の新設区間「安曇野道路」について、県安曇野建設事務所と安曇野市は12日、市役所で住民説明会を開いた。長野道に接続する「安曇野北インターチェンジ(IC)」(仮称)にバス停を設置する予定であることや、4カ所ある出入り口の道路構造などを説明した。

 安曇野道路は、豊科光の安曇野北ICから犀川沿いに延び、穂高北穂高の県道有明大町線に接続する。バス停は現在、明科光の長野道内に「長野道明科」の停留所があり、代わりに新しいバス停を安曇野北ICに設置する。周辺には利用者駐車場も整備する。
 説明会では4カ所の出入り口を、南側から豊科出入り口、明科IC、穂高南IC、穂高北ICと仮称。豊科北│明科間の堤防沿いの道路はブロック積みとし、堤防沿いの道路や水路は、安曇野道路の農地側へ付け替えるとした。三川合流地点の周辺の区間は、地下水に配慮した工法を検討することも説明した。
 今後は路線測量や道路・高架橋の予備設計、環境調査などを進める。来春の説明会で、盛り土やのり面などを含んだ事業範囲の目安を示す予定だ。