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山雅 J2昇格ならず 鹿児島勝利で可能性消滅

試合後にピッチで円陣を組む松本山雅の選手ら。落胆しながら霜田正浩監督の言葉を聞く

 サッカー松本山雅FCは明治安田J3第37節の26日、Pikaraスタジアム(香川県丸亀市)でカマタマーレ讃岐と戦い、0―0で引き分けた。勝ち点54としたが2位の鹿児島ユナイテッドFCが同61に伸ばしたため、J2昇格が消滅した。

 松本山雅は渡邉が先発に復帰。小松と2トップを組み、2列目の右に村越、左に山口を置いた4―4―2の布陣でスタートした。
 松本山雅は前節に続いて無得点。前半38分に抜け出した小松が倒されてPKを獲得したが、自ら狙ったシュートはGKに防がれた。90分間を通して躍動感に乏しく、攻勢をかけた前半にスコアを動かせなかったことが最後まで響いた。
 アウェー戦に訪れた山雅サポーターは約400人だった。後半開始前の時点で昇格が途絶えた状況の中、エールを送り続けた。
 次節が今季最終戦となる。本拠地に奈良クラブを迎え撃つ。