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山崎展閉幕 5万5000人来場 監督来場し成功喜び合う

閉館後、関係者と笑顔で記念撮影する山崎監督(前列左から2人目)

 松本市美術館の特別展「映画監督 山崎貴の世界」が29日、3カ月半の会期を終えて閉幕した。延べ来館者数は5万5013人(暫定値)だった。最終日は山崎貴監督(59)が来場し、山崎監督の仕事を紹介する初の大規模展として開催された同展の成功を関係者とともに喜び合った。

 最後の週末は普段以上に多くの人で混み合い、来場者5万人を26日に達成してからわずか3日で5万5000人を超えた。
 山崎監督は最新作「ゴジラ―1.0」の公開を11月3日に控える多忙な中、会場に駆けつけて展示を見納め。来館者が求めるサインや握手に快く応じ「応援しています」「松本の誇りです」などと声を掛けられていた。
 閉館後は特別展を支えた関係者が山崎監督を囲んで記念撮影。撮り終えたところに延べ来館者数が伝えられ、拍手と歓声が起こった。
 山崎監督は「街ぐるみで応援してもらい、本当にうれしかった」と感謝した。最新作について「これまでの映画作りで得た学びを凝縮した作品。ぜひ劇場で迫力を体感し、これからも応援してほしい」と話していた。