教育・子育て

パワーあふれる筆遣い 松本で中信高校書道展

力強く勢いのある作品を鑑賞する来場者

 中信地域の高校書道部の力作を展示する第40回「県中信高等学校書道展」(県教育委員会など主催)が27日、松本市中央4の市美術館で始まった。12校から寄せられた37点が並んでおり、力強く勢いのある大作が会場を彩っている。29日まで。

 身の回りの植物などを使って部員が手作りした大筆を用い、4人で力を合わせて仕上げた松本筑摩高校の「雨上がり」は、新型コロナウイルス禍が落ち着き、日常が戻ってきた喜びが表現されている。学校創立100周年を記念した松本県ケ丘高校の大作も目を引く。夫婦で鑑賞に訪れた塩尻市宗賀の主婦(52)は「元気の良い作品ばかりで明るい気持ちになる」と話していた。
 入場無料(書道展のみ)で開場は午前9時~午後5時(最終日は3時)となっている。

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