教育・子育て

麻績小3年生が村のPRパンフレット作成

麻績村の紹介パンフレットを手作りした麻績小3年生

 麻績村の麻績小学校3年生14人が今秋、村のPRパンフレット「わたしたちの麻績村」を作成した。児童が選んだ村自慢の寺社や観光施設など8スポットと特産品のリンゴを紹介。子供ならではの視点で村の魅力を発信している。

 麻績宿本陣跡や明治時代に建設された「芦澤の石積堰堤」(国登録有形文化財)、標高約1000メートルの聖高原、長い歴史を誇る麻績神明宮(国重要文化財)などを、写真やイラストを添えてA4サイズ7枚表裏で紹介している。それぞれの動画もあり、印刷されたQRコードから視聴できる。
 村が7月にサッカーJ3・松本山雅FCのホームタウンとなったことをきっかけに、児童が村に対して何ができるか考え、「村の宝物」を発信しようと企画した。各地を取材に回ったり資料を調べたりして編集した。平田結之佑君(9)は「動画を撮影して編集するのが大変だった」と振り返る。
 350部を印刷し、山雅とAC長野パルセイロが対戦した今月中旬の信州ダービーで来場者に配った。信州ダービー当日に同級生の宮下桜己都君(9)とともに配布した宮川怜大君(9)は「麻績村の良さや楽しさを知ってほしい」と願う。
 今後も学校で、希望者に配る予定だ。問い合わせは麻績小学校(電話0263・67・2021)へ。

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