地域の話題

山崎貴展が来館者5万人達成 29日の閉幕を前に

小川館長(右)から記念品を受け取る白澤さん家族

 松本市美術館で開催中の特別展「映画監督 山崎貴の世界」は26日、延べ来館者数が5万人に達した。松本市出身の山崎貴監督の映画製作を紹介する大規模展として7月15日に開幕して3カ月余。29日の閉幕を前に、主催者が目標に掲げていた5万人を達成した。

 節目の来館者は、同市島立の白澤恵美さん(51)と義理の母の栄子さん(79)。同館の小川稔館長から記念品を受け取り、展示室内の「零戦コックピット」で飛行シーンの撮影体験をした。山崎監督の作品はどれも好きという恵美さんは「特に『ALWAYS三丁目の夕日』に共感する。広く活躍している監督が市内出身でうれしい」と話していた。
 特別展は残り3日になった。10月に入って以降、駆け込みの観覧者やリピーターが増えているといい、同館は「もう一度見たいという方も、まだの方も、ぜひお見逃しなく」と呼び掛けている。