地域の話題

日本酒・焼酎の知識養おう SAKE検定12月塩尻で

SAKE検定をPRする認定講師の中村さん

 日本ソムリエ協会が全国各地で初開催する日本酒・焼酎の初心者向けの検定「SAKE(酒)検定」が12月2日、中信地区で唯一塩尻市内で行われる。日本の酒を身近に感じて食卓で楽しんでもらうとともに、外国人にも注目される酒の知識を普及する狙いで企画された。

 同協会の認定資格「SAKE DIPLOMA(酒ディプロマ)」やワインエキスパートの資格を持つ経営コンサルタント・中村剣さん(56)=広丘原新田=が検定講師を務める。県内には全国2位を誇る80余りの酒蔵があることを踏まえ、中村さんは「日本酒は温度帯が広く味わいや楽しみ方も幅広い。料理とのペアリング(組み合わせ)も学べる。最近の酒は香りが高く良くなっていることも知ってほしい」と話す。
 検定は広丘原新田の飲食店・年輪堂で午後2時から講義が90分間、その後40分の筆記試験があり、7割以上の得点で「合格」だ。当日結果が分かる。中村さんの講座は申し込み者限定で、テキストとは別に、事前学習できる動画も配信する。定員は15人で、検定料は1万1000円。
 県内では11月30日も含め長野、佐久、上田の各市でも開かれる。詳細は同検定ウェブサイトで確認できる。

連載・特集

もっと見る