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駅や鉄道 楽しく理解 松本で鉄道の日イベント

クイズラリーに参加した子供に記念品を説明する深志高校鉄道研の生徒(左側)

 松本市深志1のJR松本駅は15日、鉄道の日に合わせたイベントを開いた。駅社員が考えた多彩な企画を親子連れや鉄道ファンが楽しみ、駅と鉄道に親しんだ。

 松本深志高校鉄道研究会が協力した初企画「クイズラリー」は、親子連れに人気だった。自由通路などの五つのポイントを巡って回答する趣向で、部長の淵田椋平さん(16)=2年=は「クイズに答えながら会場を巡り『駅にはこんなところもあるんだ』と関心を深めてもらえたら」と願った。パラリンピック種目の「ボッチャ」を制服姿の駅員と楽しむコーナーも盛り上がった。電車が好きという並柳小学校2年生・野々山海翔君(7)は「制服の駅員さんはかっこいい」と目を輝かせた。
 駅や鉄道の仕事に理解を深める見学・体験の企画、鉄道グッズの販売もあった。副駅長の徳竹恒平さん(45)は「駅の行事を通じ、松本全体の盛り上がりに貢献できれば」と話した。