木祖で全国日曜画家中部日本展 166点並ぶ

木祖村の秋を彩る絵画公募展・全国日曜画家中部日本展が14日、薮原の村社会体育館で始まった。県内外から応募があった全作品166点が並ぶ。22日まで。
初日は、一般・ジュニア(中学生以下)2部門の入賞37作品の表彰式があった。市民タイムス賞には、塩尻市片丘の田方悦子さん(68)の水彩画「くつろぎ」が選ばれた。帰省したわが子と孫が音楽を奏でる光景を、おだやかな光と柔らかな色調で表現した。田方さんは「温かな気持ちにさせてくれたひとときを透明水彩に込めた。これからも『音色』が聞こえてくるような作品を描きたい」と笑顔を見せた。
村内に画材を扱う会社が多いことなどから「日曜画家の村」と銘打って開き、今年で37回目。開場は午前9時から午後5時(22日は4時)まで。木曽美術会の作品展も併せて開かれている。