キャラクター 22日に披露 木曽町開田高原・尾の島自然公園 おんたけ健康ラボ 小学生3人がデザイン案

木曽町開田高原西野の尾の島自然公園のマスコットキャラクターのお披露目会が22日、園内で行われる。公園を整備・管理する木曽おんたけ健康ラボが昨年度、地元住民に公園を知ってもらおうと公募し、集まったデザイン10案のうち三つが、松本市出身のタレント・ヤポンスキーこばやし画伯さんに磨き上げられ、かわいいキャラクターになった。
デザイン案が採用されたのは地元・開田小学校の3年・福井美野里さん(8)、4年・梅戸こころさん(10)と中島彩美梨さん(9)だ。3人とも公園の魅力を「園内にある尾ノ島の滝がきれい」と語っていて、考案したキャラクターのデザインにも生かされている。
福井さんは、イモリやヤモリをモチーフにした妖精に公園の豊かな自然を表現した。梅戸さんは滝の水の透き通る美しさに、天女のような水の神をイメージした。中島さんは水鳥のキャラクターの尾羽を「尾ノ島の滝」の雰囲気と色合いを生かしたデザインにした。
健康ラボは、園内で開催するイベントでキャラクターを登場させるほか、Tシャツやバッグといったグッズ展開も考えている。福井さんは「原案が採用されたのはうれしい」とほほ笑む。梅戸さんは「観光客向けに缶バッジなど小物でグッズ化してほしい」と願った。中島さんは「いろいろな人に公園に来てもらって紹介してほしい」と期待している。
お披露目会は午後2時開始で、公園紹介や散策の後に発表される。開田中学校吹奏楽部の演奏、たき火を囲んだ座談会もある。入場無料。問い合わせは健康ラボ(電話0264・24・0870)へ。