北ア・常念岳が雪化粧

晴れて青空が広がった6日朝、雪化粧した北アルプス横通岳から常念岳、大滝山の連なりが薄い雲の切れ間に望めた。
常念岳(2857㍍)の山頂直下の常念小屋によると、前夜から朝に雪が降ったとみられ、雪をまとった山の姿が平地から見える「初冠雪」となった。小屋周辺は午前9時ころまでに日陰以外の雪は消えた。10月に入り朝晩は氷点下となり、天候や装備の問い合わせがあるという。スタッフの男性は「いよいよ冬シーズン。冬装備でお越しください」と話していた。
松本市かりがねサッカー場近くを散歩していた70代の女性は、雪化粧した山に驚き「どおりで寒いわけだよね」と話した。同市沢村の最低気温は10月下旬並みの7.7度だった。
7日も寒気の影響を受ける所がある見込みで、県中部は晴れて朝の最低気温は4度、日中の最高気温は20度と予想されている。