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アウトドア用品の魅力発信 やまびこドームで初開催 8日まで

国内外118ブランドの自慢の道具が並ぶ会場

 登山やキャンプなどのアウトドア用品を展示販売し、作り手と来場者が交流する初のイベント「アルプスアウトドアサミット」(一般社団法人アルプスアウトドアサミット主催)が6日、松本市空港東のやまびこドームで3日間の日程で始まった。国内外の118ブランドが出展し、初日はアウトドアや山岳の関係者らが参加した。7、8日は一般公開する。

 会場にはテントや食器、ウエア、薪ストーブ用品などが並び、各ブースで作り手や出展者がものづくりへの思いを来場者に伝えている。クラフト職人らによる木べらづくりや火起こし体験、松本市や環境省中部山岳国立公園管理事務所の山岳観光の紹介コーナーも設けられた。ブランド創始者らのトークショーもある。
 松本平の山岳関係者や企業などが企画した。代表理事で、乗鞍岳・冷泉小屋のオーナー村田淳一さん(56)=松本市=は「北アルプスの玄関口、クラフトのまち松本で、ものづくりの魂を感じてもらい、アウトドアの未来を一緒に考える機会にしたい」と話していた。
 開場は午前10時~午後5時。ドーム入場料は1日1800円、2日間2900円で、小学生以下と、松本・塩尻両市民は無料。松本駅や信州スカイパーク・大芝生広場から無料シャトルバスを運行する。