政治・経済

Eバイクを観光に 試走して考える活用法 松本地域観光戦略会議

Eバイクで出発する参加者

 県や観光関係者らでつくる松本地域観光戦略会議が3日、松本市岡田地区の田溝池周辺で、電動アシスト付きのスポーツ型自転車「Eバイク」の体験試走会を開いた。自転車を活用した観光地づくりに向けての活動で、参加者は起伏のある約7キロのコースを走り、Eバイクへの理解を深めた。

 県松本地域振興局や安曇野市の観光担当などの職員、宿泊事業者らが試走会に集まった。午前の部では7人が、田溝池に隣接するドアーズ2nd(セカンド、旧市農林漁業体験実習館)を出発し、塩倉池周辺などを巡った。
 安曇野市観光課の大西乃愛さん(22)は「一般的な自転車とEバイクとの進み方の違いを確かめたい」と意欲を見せた。県松本地域振興局商工観光課の岩倉尚人さんは「各地域で自転車を生かした観光振興が進んでいけば」と話していた。