運動器具使って健康に 南木曽町社会体育館 トレーニング室充実 体験会企画 参加者募る

南木曽町の総合型地域スポーツクラブ・NPO法人なぎそチャレンジクラブは、読書の町社会体育館内のトレーニング室を充実させている。初心者でも使いやすい運動器具を積極的に導入し、幅広い人の健康づくりにつなげる。8日から、会員に限らず参加できる体験会を企画し利用を促す。
ランニングマシンや胸の筋肉を鍛えるチェストマシンなど大型の器具7種類や、ダンベル、ストレッチポールといった道具がある。トレーニング室は体育館ができた当初からあるものの、上級者向けの器具が多く、より取り組みやすい道具を増やしている。体育館の開館時間でクラブ会員が利用でき、1カ月に平均延べ70~80人が使うという。
体験会はトレーナーが器具の使い方や効果などを説明する。気軽に関心を寄せてもらうのと同時に、誤った使用は体を痛めることにつながりかねず、正しく理解を深めてもらう。
本年度も県の元気づくり支援金を活用して、全身の筋肉を鍛えられる「ローイングマシン」を導入、関連講座を開く。クラブは「近くに器具がそろう施設は少ない。周辺の方が気軽に運動できる場所になれば」と話す。
体験会は町や近隣市町村の高校生以上が対象で、8、12日は午後7~8時、10月14日は午前9~10時に開く。参加無料で、内容は各回とも同じ。希望者は前日までにクラブ(電話0264・57・3001)に申し込む。