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まつもと演劇祭が30日開幕 各地の劇団を4年ぶり招待

太陽中性子望遠鏡について語り合う参加者

 第26回まつもと演劇祭(実行委員会主催)が30日から10月8日まで、松本市の上土劇場などで開かれる。感染症拡大で参加を見送ってきた各地の劇団を4年ぶりに招く。お城下町パフォーマンスフェスティバル(お城下町まちづくり推進協議会主催)と同時開催し、上土町、緑町、縄手通りの地域全体を盛り上げる。

 地元から劇団あまんじゃく、アルプス乙女ユニオンズ、幻想劇場◎経帷子が登場し、北海道、宮城県、名古屋市からも参加。前夜祭(9月30日~10月1日、まつもと市民芸術館)には演劇実験室カフェシアター(長野市)が出演し、計7団体が集結する。
 フェスでは、演劇祭の先着入場者に上土町などの取扱店で利用できるクーポン券を進呈する。演劇祭と連携して10月14、15日に四賀地区のヴィオ・パーク劇場で音楽とパフォーマンスのイベント「トーチカ!」も行われる。
 上土劇場で2日に会見した永高英雄副実行委員長(60)は「まち全体が盛り上がる機会になれば」と話した。
 共通チケットは一般前売り2000円、当日3000円。学生前売り1500円、当日2000円。トーチカ!は別売りで演劇祭割引がある。問い合わせは事務局(電話070・5595・5080)へ。