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安曇野署の館名板新調 友の会が寄贈

除幕式でお披露目された新しい館名板

 安曇野警察署はこのほど、署の正面玄関に掲げている「館名板」を新調した。平成17(2005)年の安曇野市発足時に作られた館名板が経年劣化で読みづらくなったためで、安曇野警察官友の会が新しい館名板を寄贈。県警施設の館名板を数多く手掛ける長野市の書家・川村龍洲さん(77)が揮毫した。

 除幕式では、署員約20人の他、近年の歴代署長らもお披露目に立ち合った。友の会の赤羽高明会長(79)=豊科=はあいさつで「大切にして、50年、100年と安曇野の繁栄を築いていってほしい」と願い、櫻井志郎署長は「館名板は署の象徴。恥じないように地域の安心安全を守っていく」と力を込めていた。
 館名板は縦150センチ、横30センチ、厚さ4・5センチのヒノキの一枚板。川村さんは「安曇野などをイメージし、かっちりしすぎないよう楷書と行書の中間の字体で書いた」と話していた。
 館名板の寄贈は、昨年40周年を迎えた安曇野警察官友の会の記念事業として行われた。