上松町元気に 中学生率先 ⅭM制作、エゴマ栽培、音楽演奏、伝統芸能... 全校で学び 11月発表へ

上松町の上松中学校の全校生徒90人が、学年縦割りで取り組む総合的な学習「ひのきの時間」で、地域の活性化・魅力発信につながるようなCMづくりや特産品のエゴマ栽培、伝統芸能の継承といった学びを班ごとに分かれて進めている。本年度は「上松町100年目からの第一歩 上松町アゲアゲ上中Project」と銘打って取り組んでいる。
地域に出て演奏や歌声を披露することを目標に掲げている「MUSIC」グループでは、1~3年生13人が耳なじみのある流行歌を練習している。15日はギターやキーボード、木琴といった楽器ごとに個人練習をしながら随時、みんなで音を合わせて完成度を高めた。副リーダーの3年生・有田りゅうじさん(15)は「101年目を迎えた町をにぎやかな音楽を通じて盛り上げたい」と話している。
今月末の総合発表会で活動の中間発表を行う。生徒や教職員、地域住民からの意見を参考に磨きをかけて11月22日の参観日に合わせた活動発表会で成果をお披露目する。