木曽音楽祭 きょう開幕 前夜祭 音色伸びやかに
木曽音楽祭の開幕を翌日に控えた２４日夜、出演者が普段着で演奏する「前夜祭コンサート」が木曽町中学校の体育館で開かれた。演奏家との距離が近いのが前夜祭の特長で、くつろいだ雰囲気の中、国内外で活躍する音楽家が伸びやかな音色を響かせた。
ベルの代わりにアルプホルンが開演を告げた。会場を埋めたクラシックファンら約２５０人は、少人数編成の〝室内楽中の室内楽〟という曲目が並んだ生演奏に、うっとりと耳を傾けていた。
４９回目を数える音楽祭は２５～２７日に同町日義の木曽文化公園文化ホールで開かれる。入場料は一般４０００円で、最終日の残席はわずかとなっている。問い合わせは音楽祭事務局（電話０２６４・２１・１２２２）へ。