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英語でインタビューして国際交流 ガールスカウト隊員が松本城で

そろいの帽子をかぶり、外国人観光客にインタビューする隊員たち

 松本市を拠点に活動するガールスカウト長野県第8団(鶴木忍団委員長)は20日、外国人観光客と国際交流する「英語でインタビュー」を松本城公園で行った。セイジ・オザワ松本フェスティバル(OMF)の歓迎吹奏楽パレードに合わせた企画で、新型コロナウイルス禍を経て実施は数年ぶり。園児~高校生の隊員が各国の訪日客と英会話し、千代紙の折り鶴を手渡した。

 外国人観光客を呼び止め▽どこから来たか▽何を観光するか▽松本や日本の料理が好きか―などと英語で尋ねた。イタリアやスペインなど各国の観光客が「松本は素晴らしい」「ラーメンが好き」などと快く応じ、隊員がお礼に折り鶴を贈ると双方に笑顔が広がった。中には一緒に記念撮影する観光客もいた。
 国際的な団体として英語学習にも取り組む中、実践の場として計画した。筑摩小学校3年の佐藤すみれさん(8)は「緊張したけれどまたインタビューしたい。国や言葉が違っても仲良くなれそう」と話していた。