吹奏楽パレードでOMF歓迎 松本

松本市で開催中の国際音楽祭セイジ・オザワ松本フェスティバル(OMF)を歓迎する恒例の吹奏楽パレードが20日、中心市街地で行われた。青空の下、地元の小中学生を中心に43団体・1552人が参加し、晴れやかな笑顔と華やかな音色で楽都を彩った。
参加者たちはそろいのポロシャツと帽子を身に着け、伊勢町通りのMウイング前を出発して松本城まで約1キロの道のりを軽やかに進んだ。ポップスなどの明るい曲を響かせ、手拍子を入れたり演奏の合間に手を振ったりする団体もあって、沿道に詰めかけた多くの保護者や観光客を楽しませた。
スタート前には、沿道の2カ所で各2団体の演奏があり、花を添えた。小学生の孫の晴れ姿を見に訪れた同市城東1の大谷雅彰さん(67)は「かつて(孫の母親の)娘も参加していたので、姿が重なって見えた。皆上手で素晴らしいイベント」と目を細めていた。