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開田高原 人気の朝市に行列

開田高原の農家が自慢の野菜を販売した朝市。生産者と行楽客との会話も弾んだ

 木曽町の開田高原で20日、農産物の「軽トラ市」が開かれた。地元農家が「○○さん家の新鮮野菜」と一台一台に生産者名を掲げて店開き。最盛期のトウモロコシをはじめ、ナスやトマトといった夏野菜が軽トラックの荷台に並べられ、立ち寄った行楽客が買い求めていた。

 会場の町開田支所駐車場には県外ナンバーの車両が並び、50人余りが開店を待って長い列をつくる盛況ぶりだった。岐阜県恵那市の会社役員男性(65)は白菜を8玉購入し「毎年来ます。開田産は生でもおいしい。近所や知人にお裾分けします」と笑顔だった。
 「開田高原ベジフェスタ」と銘打った朝市の本年度初回だった。9月17日まで毎週日曜日の午前9時から、支所前駐車場で開かれる。問い合わせは町開田支所(電話0264・42・3331)へ。