教育・子育て

夏休みの成果、元気に発表 松本市内5小学校が2学期始業式

自由研究の成果を発表する児童(清水小学校)

 松本市内の小学校5校が18日、県内の公立小中学校のトップを切って始業式を行い、2学期をスタートさせた。日に焼けた児童たちは元気に登校して、夏休みの思い出を振り返ったり、新学期の目標を立てたりした。

 清水小(山口昇一校長、605人)は体育館で式を開き、全校児童が久しぶりに顔を合わせた。5年生2人が目標を発表し、児童会活動や勉強、金管バンドの練習などに意欲を見せた。山口校長は「夏、秋、冬と季節が変わる一年で最も長い学期。学校行事がたくさんあるので生活習慣に気をつけ健康な体をつくって楽しみましょう」と呼び掛けた。
 3年2組(金宇亜希子教諭、36人)では、児童がセミの観察などそれぞれ工夫を凝らした自由研究の成果を発表した。アリの好きな食べ物を調べた森一翔君(9)は「クッキーとせんべいに来るアリが一番多くて、数えるのが大変だった」と振り返り「2学期は漢字の勉強を頑張りたい」と力を込めていた。
 市内の小中学校の多くは来週に始業式を行う。