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てくてくの人気のクッキー 新たな松本土産に

松本土産として人気の「上高地雪山クッキー」(左側)と「上高地みそボーロ」(右側)

 障害のある人たちの就労を支援するコミュニティカフェてくてく(松本市元町2)のクッキー2種と、容器包装などを手掛ける大徳紙商事(同市笹賀)のデザイン部門「Kami Labo.(カミラボ)」がコラボし、新しい松本土産が誕生した。ココナツの食感が特徴の「上高地雪山クッキー」と「上高地みそ」を使用した甘じょっぱい味わいのさくさくクッキー「上高地みそボーロ」で、上高地や松本駅の土産店で人気だ。

 てくてくのオリジナル商品として、別の名前で販売していたクッキーのおいしさにカミラボが注目し、コラボが実現した。雪山―は緑色が基調、みそ―はオレンジ色が基調のパッケージデザインで、自然をかたどった波形の窓から中のクッキーが顔をのぞかせている。円柱形の容器は手になじみやすく、軽くていくつも買ってもかさばらない。思わず手にとりたくなるデザインとなっている。
 両方とも一つ490円(税込み)。製造に携わる、てくてくの降籏柚結さん(18)は「みそボーロは一つ一つ丸めて大きさをそろえるのが大変だけど、すごくおいしい。ぜひ味わって」と自信を見せ、手塚礼睦さん(20)も「お土産に最適」と薦めている。

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