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願い込め鳴らす平和の鐘 塩尻

反戦と恒久平和への願いを込めて、鐘を突く参加者(西福寺)

 終戦記念日の15日、塩尻市下西条の西福寺と片丘の常光寺で、「平和の鐘」を鳴らす催しがあった。市民団体「平和・人権・環境塩尻市民会議」のメンバーが反戦と恒久平和への願いを込めて、鐘を突いた。

 西福寺には13人が集まった。正午から1分間、戦没者へ黙とうをささげた後、1人1回ずつ鐘を突いた。市民会議の議長を務める川上一和さん(65)=宗賀=は「日本は再び戦前に向かっているのではないか。若い人たちも反戦の気持ちを持っている人はいると思うが、結集できていないのが気がかり」と話していた。