赤いライトアップで大切な心臓考える契機に 県内医療機関や松本城で

信州大学医学部付属病院(松本市旭3)の脳卒中・心臓病等総合支援センターは、休みなく働いている心臓を思いやり健康について考える日「健康ハートの日」の10日、県内の医療機関など6カ所をシンボルカラーの赤色でライトアップした。
このうち国宝松本城では、天守閣がライトアップされた。だんだんに暮れていく夕空にほんのり赤く染まった天守閣が浮かび上がると、観光客や夕涼みの市民が盛んに写真を撮っていた。
今月開所したセンターをPRしようと初めて取り組んだ。桑原宏一郎センター長は「オープンから相談が相次いでいる。継続的に運営できる体制づくりに取り組んでいきたい」と話していた。
パンフレットの配布や、食塩摂取量を1日8グラム以下とする県の取り組み「ゆるしおチェック」を行った会場もあった。