スポーツ

プールでサップ面白い! 山形で体験会

初めてのサップ体験を楽しむ子供たち

 山形村B&G海洋センターのプールで8日、ボードに乗りパドルをこいで水上を進む「スタンドアップパドルボード(サップ)」の体験会が開かれた。水上アクティビティに親しんでもらいたいとセンターが本年度導入し、8~9月に全6回、地域の小中学生と保護者向けに企画している。初めて体験する人が大半で、歓声を上げて楽しんだ。

 参加者はまずライフジャケットとヘルメットを着用。水の中の危険を学び、浮き方も実践した。サップに乗り始めるとパドルをこいで真っすぐ進み、慣れてくるとターンも交えて自由に水上を進んだ。組合立鉢盛中学校2年の三浦隆聖さん(13)は「最初はちょっと怖さもあったけど、面白い。すいすい進めると気持ちがいい」と笑顔を見せた。山形小学校5年の石坂優夢さん(10)は「最後に立ててうれしかった。疲れたけどまたやってみたい」と話した。
 27日には、山形村の子供たちが生坂村を訪ね、犀川でサップを体験する。生坂村B&G海洋センターでは、昨年度にサップを導入しており、両村の児童たちがサップを通じて交流を深める。
 体験会は残り4回で、25日、27日、9月1日は参加を受け付けている(いずれも午後3~5時、各回定員5人、無料)。多彩な体験や世代間交流を進める村教育委員会の「チャレンジ講座」の一環となる。
 申し込みは山形村教委(電話0263・98・3155)へ。

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