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松本市美術館「山崎貴の世界」展 零戦操縦撮影企画スタート

コックピットに座った様子を撮影してもらう来館者

 松本市美術館の特別展「映画監督 山崎貴の世界」で、映画「永遠の0」(山崎貴監督)の撮影で使用された「零戦コックピット」に座り、飛行シーンを撮影できる体験企画が7日始まった。参加者が映像制作の一端に触れている。

 操縦席に座り、操縦レバーを持った人の様子を同伴者が写真や動画に撮影できる。背景には撮影用の戦艦大和と零戦の映像が流れる。体験した大津市の高校2年生・保井勇吾さんは家族と来館。「映されていない部分まで計器があり、作り込みが細かい」と話していた。
 10月27日までの平日、午前10時、正午、午後2時、4時の4回実施する。8月14~16日は行わない。各回3人まで。小学校5年生以上を対象とする。小学生は保護者の同伴が必要。希望者は公式ホームページで予約する。問い合わせは市美術館(電話0263・39・7400)へ。