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豊科北中と京都芸術大コラボ 現代アート創作 秋に展示

自分らしくあるがままのファッションを手がけた美術部員たち

 安曇野市の豊科北中学校美術部の1~3年生35人が5~7日、京都市の京都芸術大学(旧京都造形大学)の大学院生と協力し、現代アート制作に取り組んだ。安曇野市と京都芸術大が連携した初めての取り組みで、完成した作品は9月に穂高交流学習センターみらいや豊科近代美術館などに展示する。市は芸術系大学との連携を進めており、その輪が広がりつつある。

 京都芸術大の保科豊巳教授(東御市出身)のラボに所属する大学院生が豊科北中を訪問した。同校美術部員と地元食材を素材としたアート作品、自分らしくあるがままのファッションショー、ざわめきをテーマとしたサウンドインスタレーションなど五つの班に分かれて活動した。普段は絵を中心に平面作品を制作している美術部員たちは新たなチャレンジに目を輝かせていた。
 サウンドインスタレーションでは、大きな紙に感じたことを自由に書き込み、それを元に水風船を投げてはじけさせたり、新聞を破いたりして音を録音した。1年・青木七海さんは「普段は一枚の紙に好きなように描いているので、みんなで大きな紙に絵を描くのは楽しかった」と話していた。展示ではスピーカーを何台も使って音を流して会場全体を一つの作品にすることから、1年・太田莉緒さんは「作った人の気持ちを考えて聞いてほしい」と願った。
 京都芸術大から中学生と連携した活動がしたいとの申し出があり実現した。展示には大学院生の作品も並べる計画で、市文化課は「交流を通じてできたものを感じてほしい」としている。