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5日の松本ぼんぼん 熱中症対策に力

熱中症対策として観覧者らに配布する塩タブレットやキャンディーを袋詰めする実行委の職員

 松本市中心街で5日に開催される第49回夏まつり松本ぼんぼんの実行委員会は、猛暑が続いていることから、周囲の気温を下げる効果が期待できる噴霧器の数を増やすなど、熱中症対策を強化する。踊り手や観覧者にも体調管理や水分補給を呼び掛けている。

 噴霧器はこれまで、千歳橋など2カ所に置いていたが、今回は15カ所に増やす。踊りのコースは今回、すべて対面通行になることから、道路中央に数十㍍間隔に置く。1回の踊り時間も昨年の15分から13分に短縮する。踊り手は踊りが終了するまで禁酒となっている。
 救護所は松本郵便局駐車場、松本城大手門枡形跡広場の2カ所に設置する。実行委事務局は「踊る方も見る方も水分補給を心掛け、少しでも体調に不安がある時は無理をしないでほしい」としている。