夏休み 聖博物館で遊ぼう 麻績村 29、30日に2つの催し 夜間開放や乗り物教室

麻績村聖高原の聖博物館は今月末、夏休みに合わせた二つのイベントを開く。満天の星空の下で夜の博物館を楽しむ「ナイトミュージアムin聖博物館」(29日午後5~8時)と、現役の運転士・パイロットを講師に学ぶ「聖博フェスティバル」(30日午前10時~午後4時)で、大勢の観光客や地元の子供たちの来場を呼び掛ける。
県の「地域発元気づくり支援金」を受けた事業で、聖博物館ボランティアグループ(風間莉輝代表)が企画する。
「ナイト―」は昨年10月に続く第2弾で、屋外でライトアップした戦闘機やSLの勇姿が楽しめる。
「聖博フェス―」は、松本空港の旧案内表示機(通称パタパタ式)や旅客機の座席など今春に松本空港ターミナルビルから寄贈された品々を展示する。「乗り物教室」には貨物列車の機関士と小型プロペラ機の現役パイロットが登場し、業務の中身や乗り物の仕組み、仕事に就くための方法など多彩な話を披露する。
今回は開催時期を村の子供たちのキャンプ学習に合わせ、学ぶ楽しさに主眼を置いた。風間代表は「夏休みの思い出に残るイベントになれば」と張り切る。
入館料は大人300円(中学生以下無料)。問い合わせは聖高原観光案内センター(電話0263・67・2133)へ。