汗だく芋掘り 収穫に笑顔 笹賀・今町会で親子が体験

松本市笹賀の今町会内に田畑を所有する人や団体でつくる「笹賀今農地保全組合」(伊藤隆代表)は22日、組合が管理するほ場で、トウモロコシとジャガイモの収穫体験をした。4月の種まきにも参加した町会の親子ら約40人が訪れ、にぎやかに取り組んだ。
ジャガイモ畑では、小さな子供たちもシャベルを使って力強く土を掘り起こした。友達の一條あきさん(40)、長男・凌平ちゃん(5)親子に誘われて参加したという宮沢衣代さん(42)、長男・侑大ちゃん(5)親子も汗びっしょりで取り組み、まん丸のイモを掘り出して「カレーで食べたい」と笑顔を見せていた。
活動は10年目で、菅野小学校PTAと組合が協力して進めている。伊藤代表は「子供だけでなく、親世代も農業をやる機会が少ない。体験を通して少しでも農業に親しんでもらえたらうれしい」と話していた。