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松本・鷹匠町の交流拠点「タカノバ」 9月開業

「タカノバ」について打ち合わせをするプロジェクトメンバー(13日)

 松本市の松本城、旧開智学校の二つの国宝の中間にある鷹匠町・北馬場界隈の関係者有志が、地元のガソリンスタンド(GS)跡地で計画している新たな交流拠点の名称が「タカノバ」に決まった。お試し開業の仮店舗やウッドデッキを設置し、9月半ばにオープンする予定だ。

 住民や事業者、学生らでつくる「松本国宝の懸け橋プロジェクト」が、地元住民の憩いの場、観光客の思い出作りの場として計画している。プレハブを3棟設置し、土産品の販売やクラフト作品の製作体験コーナー、曜日や時間帯で代わる飲食店の「チャレンジショップ」、ミニ図書館などの交流スペースを設ける。プロジェクトのイベント企画リーダーで地方公務員の小松誠さんは「だいぶ華やかな雰囲気になると思う。多くの人とつながりながら盛り上げたい」と話す。
 プレハブのユニットハウスを8月上旬に組み立てる予定で、作業のボランティアを募集している。プレハブ1棟の共同運営に協力できるクラフト作家も募っている。申し込み、問い合わせは7月末までに、同プロジェクトのメールアドレス(matsukakehashi@gmail.com)へ。