爽快!浴衣で街歩き 松本で催し

浴衣での外出を市民に促し、街中ににぎわいを創出するイベント「ゆかたデGo!ゴー!」(実行委員会主催、市民タイムスなど協賛)が17日、松本市深志1の商業施設・アルピコプラザを主会場に開かれた。毎年この時期に開き、10回目の節目を迎えた。自作の浴衣を着たエクセラン高校の生徒たちや、サッカー松本山雅FCの関係者、一般公募の参加者が中心市街地を練り歩いた。
浴衣を着た総勢約40人の一行はアルピコプラザを出発し、松本城で折り返し、アルピコプラザまで戻った。道中、松本駅お城口広場や中町・蔵シック館、四柱神社で打ち水を行って涼を演出した。エクセラン高校3年生の等々力涼介さん(18)は「浴衣は洋服よりも風が通って涼しい」と笑顔だった。若者に多く参加してもらおうと、エクセラン高校の生徒たちのヘアアレンジは、松本理容美容専門学校の学生4人が担当した。
他にもコーラスやスコップ三味線、チアダンスの発表、黒板アートの制作実演など多彩な催しが展開された。竹田仁美実行委員長は「地域の皆さまのおかげで10回目を迎えられて感謝している。これからも地域を元気にするようにイベントを開いていきたい」と話した。