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自作の星座キラキラ笑顔 木祖小6年生がプラネタリウム制作

制作に2カ月かけたプラネタリウムを見上げ、笑顔を見せる児童たち

 木祖村の木祖小学校6年生20人が制作したプラネタリウムが完成し、13日に同校で点灯式があった。各自が星座を考案し、光源を設ける星座板を作った。パソコンを使って光らせ方をプログラミングした"自分だけの星座"がきらめくと、見上げる児童の瞳もより一層輝いていた。

 地元の大工と作った木製のトンネル内に、企画に協力した信州大学の学生らが手掛けた板も含めて約30個の星座が並んだ。「推し」の文字を星座にした安原優芽さん(12)は、光源の点滅が斜めに流れるように工夫。緑と茶色で光源を着色した「木座」を作った木下菜々さん(11)と一緒に星座を見上げ「イメージ通りに光った」と笑顔だった。
 プラネタリウムは夏休み中、村の交流施設・笑ん館に飾り、住民にも楽しんでもらう計画だ。