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松本駅に伝統の七夕人形ずらり おかみさん会飾る

七夕人形を飾る会員ら

 松本市内の女性商店主らでつくる松本おかみさん会(村山さえ子会長)は11日、松本駅改札口に七夕人形を飾った。多彩な柄の和紙で作られた人形が風に揺れ、観光客や通勤通学の利用者に8月7日の月遅れの七夕に向けた風習を伝えている。

 会員3人が作業し、ひもにつるした男女約40対の人形をコンコースの壁面に展示した。この日はまつもと市民芸術館(松本市深志3)にも飾り、市内の公共施設などを順次彩っていくという。
 七夕人形の展示は10年ほど続けており、村山会長は「松本の伝統を知ってもらい、つないでいきたい」と話していた。松本駅では8月7日ごろまで飾る予定。